【レビュー】BMW XMを試乗した結果…意外すぎる感想と評価を公開!
BMW XM試乗レビュー|圧倒的存在感と予想外の乗り心地に驚いた!
BMW XMは、ただの高級SUVではありません。スポーツカー顔負けの加速性能と、静粛性を両立した革新的なPHEVモデルです。実際に試乗してみると、そのギャップに驚かされました。
「こんなに大きなボディで、本当に快適に走れるの?」そんな疑問を持つ方も多いでしょう。しかし、答えは明確です。想像以上にしなやかでスムーズな走行感覚に、試乗後の感想は180度変わるはずです。
SNSや口コミでは「価格が高すぎる」「実用性に欠ける」といった声もありますが、それ以上に多くのドライバーが「乗って初めて分かる魅力がある」と口を揃えています。
この記事では、スペックだけでは伝わらない“実際に運転して感じた本音”をお届けします。
この記事で分かること
- BMW XMの基本スペックやデザインの特徴
- 実際の試乗で感じた走行性能や快適性
- 他の高級SUVとの性能・価格比較
- 購入を検討する際の注意点とメリット・デメリット
- BMW XMに関するよくある質問と回答
BMW XMとは?スペック・価格・デザインを徹底解説
BMW XMの基本スペックまとめ
BMW XMは、BMW M部門が手がけた初の電動モデルとして注目を集めています。最高出力は653馬力、最大トルクは800Nmという驚異的なスペックです。0-100km/h加速はわずか4.3秒。パフォーマンスとサステナビリティを両立する次世代SUVとして設計されています。
価格帯とグレードの違い
BMW XMの国内価格は約2,000万円前後と、BMW SUVの中でも最上位クラスの価格帯です。オプションや装備によって価格は変動しますが、標準仕様でも非常に充実した内容です。XM LABEL REDと呼ばれる限定モデルでは、出力が748馬力に引き上げられ、さらに希少性が高まっています。
外装デザインの特徴と存在感
BMW XMのデザインは、従来のBMWらしさに加えて、大胆で未来的なエッセンスが取り入れられています。大きく張り出したキドニーグリルや立体的なライン、22インチ以上の大径ホイールが圧倒的な存在感を放ちます。街中でも一目で分かるほどインパクトのあるデザインです。
内装の質感とラグジュアリー性
室内は、アルカンターラとレザーが贅沢に使用された高級感あふれる空間です。「M Lounge」と名付けられた後部座席エリアは、クーペのような包まれ感があり、リラックスできる設計になっています。アンビエントライトや専用ディスプレイが非日常を演出します。
他のBMW SUVとの違いとは?
BMW X5やX7といった既存のSUVモデルと比べると、XMは圧倒的にスポーティでパフォーマンス志向です。特にM専用設計のサスペンションや電動モーターの組み合わせにより、加速やハンドリングはまったく別物です。
一般的な高級SUVの枠に収まらない性能とキャラクターを持っています。
BMW XMの試乗で感じた走行性能と乗り心地
加速性能とエンジンのフィーリング
BMW XMは、4.4L V8ツインターボエンジンと電動モーターの組み合わせにより、0-100km/h加速を約4.3秒でこなします。アクセルを踏んだ瞬間に体をシートへ押しつけられる加速感は、まさにスーパーカー並みです。電動アシストによるトルクの立ち上がりもスムーズで、街乗りでも力強さを実感できます。
プラグインハイブリッドの静粛性
EVモードでは、走行中のエンジン音は皆無に近く、高級セダン並みの静粛性を実現しています。市街地ではモーターのみでの走行が可能なため、朝の通勤や夜間のドライブでも騒音を気にせず運転できます。一方、高速域ではエンジンとモーターが連携し、シームレスなパワー供給を感じられます。
ハンドリングとコーナリング性能
2.7トンという重量を感じさせないコーナリング性能が印象的です。後輪操舵機能や電子制御サスペンションが採用されており、タイトなカーブでも安定感があります。ハンドル操作に対するレスポンスも俊敏で、大柄なボディにも関わらずスポーティな走りが楽しめます。
乗り心地とサスペンションの印象
乗り心地は非常に快適で、エアサスペンションが段差や凹凸を巧みに吸収してくれます。特に高速道路では車体の揺れを最小限に抑えており、長距離移動でも疲労を感じにくい設計です。ドライブモードによってサスペンションの硬さを調整できる点も魅力です。
市街地・高速道路それぞれの試乗感
市街地ではモーター走行による静かさと滑らかさが際立ちます。小回りも効き、運転しやすさを感じます。一方、高速道路では高速域での直進安定性と追い越し加速の力強さが光ります。
状況に応じた走行性能のバランスが非常に優れていると感じました。
BMW XMの先進技術と安全性能は?
最新ドライバーアシスト機能
BMW XMには、高速道路での自動運転を支援する「ドライビングアシスト プロフェッショナル」が搭載されています。渋滞時の自動停止・発進やレーンキーピング機能により、長距離移動中の疲労を大幅に軽減します。実際、東京都内から軽井沢までの運転でも、アシストの精度は非常に高く感じられました。
ディスプレイとインフォテインメント
14.9インチのカーブドディスプレイは、メーターとセンター画面が一体化されており視認性が高いです。BMW iDrive 8による直感的な操作が可能で、音声認識精度も向上しています。Apple CarPlayやAndroid Autoにも標準対応しており、スマホとの連携もスムーズです。
安全装備と事故回避性能
全方位カメラ、緊急ブレーキ、歩行者検知など、最先端の安全技術が標準装備されています。特に交差点アシスト機能では、左右の接近車両を検知して自動停止が可能です。2024年のJNCAP評価でも、高い安全性が報告されています。
快適装備(マッサージシート・音響など)
前席にはヒーター、ベンチレーション、マッサージ機能が搭載されており、長時間のドライブでも快適です。また、Bowers & Wilkins製のサウンドシステムは、まるでライブホールにいるかのような音響空間を再現。視覚・聴覚・触覚すべてに配慮された装備が揃っています。
ファミリーユースとしての実用性
BMW XMは5人乗り仕様で、後部座席も広く設計されています。チャイルドシートの取り付けも容易で、荷室容量は約527Lと大容量です。
安全性だけでなく、実用性も兼ね備えている点は、ファミリー層にもおすすめできる理由です。
BMW XMを実際に運転して感じたメリット・デメリット
走行性能に関するメリット
BMW XMは、ハイブリッドパワートレインの加速性能と俊敏性が大きな魅力です。V8ツインターボとモーターの組み合わせにより、0-100km/h加速はわずか4.3秒と圧倒的。首都高速での合流や追い越しもストレスなくこなせます。加えて、カーブでも安定した姿勢を保ち、SUVでありながらスポーツカーのようなドライビングフィールが楽しめます。
快適性・装備の魅力
BMW XMは、ドライバーだけでなく同乗者にとっても快適な一台です。エアサスペンションと静粛性の高さにより、長距離運転でも疲れにくい乗り心地を実現しています。さらに、マッサージ機能付きシートや高性能スピーカー、アンビエントライトなどの装備が非日常のラグジュアリー感を演出してくれます。
燃費・電動走行の実用性
プラグインハイブリッド車として、BMW XMはEVモードで最大約82km(WLTCモード)走行可能です。日常使いであれば電気のみでの移動も十分可能で、ガソリン消費を抑えられます。ただし、加速性能を活かした走りを多用するとバッテリーの消耗が早くなるため、使用状況によっては燃費に差が出ます。
サイズ・取り回しのデメリット
BMW XMの全長5,110mm・全幅2,005mmという大柄なボディは、都市部では扱いにくさを感じる場面があります。特に狭い駐車場や細い道では注意が必要です。
取り回しには慣れが必要な点は、購入前にしっかり試乗して確認するべきポイントです。
価格に見合う価値はあるのか?
約2,000万円という価格は確かに高額ですが、装備や走行性能、独自性を考慮すると納得のいく内容です。ライバル車と比較しても、BMW XMならではの「Mパフォーマンス×電動化」という唯一無二の存在感は他に替えがたい価値を持っています。コストに見合う満足感を求める方には十分おすすめできる一台です。
他のSUV・ライバル車種とBMW XMを比較
レンジローバー スポーツとの比較
レンジローバー スポーツは高級SUV市場でBMW XMの有力なライバルです。走行性能は両者とも高いですが、XMは電動化による静粛性と瞬発力で優れています。一方、レンジローバーはオフロード性能とインテリアの落ち着いた高級感が強みです。乗り味はXMがスポーティ、レンジローバーはしなやかという違いがあります。
メルセデスAMG GLEとの比較
メルセデスAMG GLE 63 Sは、V8エンジンによるパワーと洗練されたデザインが特徴です。BMW XMと比較すると、加速性能は同等レベル(0-100km/h約4.0秒)ですが、XMはPHEVで燃費効率に優れています。価格帯はほぼ同等ですが、内装の未来感や装備の先進性ではXMが一歩リードします。
ポルシェ・カイエンとどう違う?
ポルシェ・カイエンはスポーツ性能を極めたSUVとして定評があります。操縦性とブレーキ性能ではカイエンが優れていますが、XMは乗り心地と静粛性のバランスに優れ、長距離移動時の快適性で勝ります。また、カイエンにはPHEVモデルもありますが、EV走行距離ではXMが上回っています。
ボルボXC90やアウディQ8との立ち位置
ボルボXC90は安全性と北欧デザインが魅力、アウディQ8はデジタルコックピットなど先進技術で知られます。どちらもプレミアムSUVとして人気ですが、BMW XMはそれらよりも圧倒的なパフォーマンスと存在感を放ちます。価格もXMの方が上ですが、それに見合う機能・装備が搭載されています。
価格帯・性能・装備の総合評価比較
価格はBMW XMが約2,000万円とライバルより高額です。しかし、その分PHEVならではの燃費性能や専用開発されたMラウンジなど、細部に至るまでこだわり抜かれた装備が詰まっています。単純な数値比較では測れない、ブランドの先進性や存在価値に重きを置く方に適した1台です。
BMW XMはどんな人におすすめ?購入前に考えるポイント
ラグジュアリーSUVが欲しい人向け
BMW XMは、高級感と個性を求めるドライバーにぴったりの一台です。特にMラウンジの贅沢な内装や存在感のある外観は、他のSUVでは得られない特別感があります。日常の移動すら非日常に変える力を持っています。
PHEVを選ぶべき人とは?
短距離の通勤や買い物をEV走行でこなしたい人に向いています。BMW XMは最大約82kmのEV走行距離を持ち、充電設備がある環境ならガソリンをほぼ使わずに済みます。さらに、補助金対象になる場合もあり、維持コストを抑えられる点も魅力です。
運転が好きな人・スポーティな走りを求める人へ
0-100km/h加速は4.3秒と、スポーツカー並みのパフォーマンスを持っています。後輪操舵やM専用のサスペンションにより、大型SUVでありながらカーブも快適にこなします。走りにこだわりたい人には満足度の高い一台です。
ファミリーカーとしての適正は?
5人乗り仕様で後席スペースも広く、チャイルドシートの取り付けにも対応。荷室容量は527Lあり、家族での旅行や買い物でも十分な積載性を備えています。ただし車幅が2mを超えるため、都市部では駐車場所に注意が必要です。
中古車市場・リセールバリューの見通し
BMW XMは発売から間もないため中古車の流通は少ないですが、限定性やMブランドの希少価値から将来的なリセールにも期待できます。PHEVである点や維持コストを抑えやすい点も、中古市場では好評価につながる可能性があります。
ただし、新型モデルゆえに相場変動の影響を受けやすい点には注意が必要です。
BMW XM試乗に関するよくある質問(FAQ)
BMW XMの納期はどれくらい?
BMW XMの納期は、注文からおおよそ6〜10か月程度が一般的です。ただし、仕様やカラーの選択によって前後する場合があります。特に限定グレードや人気オプションを選ぶ場合は納期が延びる可能性があるため、ディーラーに確認することをおすすめします。
燃費は実際どの程度なの?
BMW XMはプラグインハイブリッド車で、EV走行距離は最大82km(WLTCモード)とされています。街乗り中心なら電気のみでの走行も十分可能で、実燃費は20km/L相当と評価するユーザーもいます。ただし、高速道路中心の運転ではエンジン稼働が増え、10km/L前後まで落ちることもあるため注意が必要です。
高速道路と街中、どちらが向いている?
街中ではモーター走行による静粛性と加減速のしやすさが快適です。一方で、高速道路ではMチューンのサスペンションと高出力エンジンによって安定した高速クルージングが可能です。どちらにも強みがある万能タイプですが、特に静けさを求めるなら街乗りでの満足度が高くなります。
BMW XMとX7はどちらを選ぶべき?
X7は3列シートのファミリー向けで、ラグジュアリー性と実用性に優れています。一方XMは2列シートの高性能志向モデルで、走りにこだわるユーザーや個性を求める方に向いています。価格はXMが高くなりますが、パフォーマンスや希少性で差別化されています。
プラグインハイブリッドの充電時間は?
BMW XMは普通充電に対応しており、AC200V/16Aの環境での充電時間は約4.5時間です。急速充電には非対応のため、
事前に自宅や職場での充電環境を整えておく必要があります。
また、電気のみでの使用を重視するなら、毎日の充電習慣が重要になります。試乗はどこでできる?予約方法は?
BMW正規ディーラーにて試乗が可能です。全国の「BMW Tokyo」「Hanshin BMW」など、主要都市のディーラーで試乗車が用意されています。事前予約制が基本となるため、公式サイトまたは店舗へ電話・Webで予約するのが確実です。特に週末は混雑しやすいため、早めの予約がおすすめです。
まとめ:BMW XM試乗で感じた魅力と本音評価
BMW XMは、ラグジュアリーSUVとスポーツ性能を両立させた希少なモデルです。V8エンジンと電動モーターによる圧倒的なパワー、PHEVならではの静粛性とEV走行の実用性、そしてMラウンジに象徴される豪華な内装が高次元で融合しています。
実際に試乗してみると、カタログスペックだけでは分からない驚きと満足感が得られます。「スポーツカーのような走りをラグジュアリーに楽しみたい」という方にとって、BMW XMは理想的な一台と言えるでしょう。
価格は約2,000万円とハードルは高いものの、それに見合う内容と唯一無二の個性が備わっています。購入を検討している方は、まずは試乗を通じて実際の魅力を体感してみることをおすすめします。
見た目だけでは語れない「走る喜び」と「高級感」の融合――それがBMW XMです。
関連記事- BMW XM vs iX|見た目・性能・内装…すべて比較してわかった結論!
- 【徹底比較】BMW XM vs X5M|価格・性能・乗り心地の違いを完全ガイド!
- 【高級SUV対決】BMW XM vs Range Rover|価格・性能・デザインを徹底比較!
- 【決定版】BMW XM vs iX M60 徹底比較レビュー|価格・内装・走りで見る本当の違い
- BMW XMとX7の違いを完全解説|走行性能・価格・装備で比較した結果は?
- BMW XM vs Range Rover Sport|価格、装備、走り…全項目で比較した結果は?
- BMW XMの燃費は本当に悪い?実燃費と維持費をリアルに公開!
- BMW XMは買って後悔する?『ひどい』と言われる理由を徹底解説!
- BMW XM vs Lamborghini Urusを比較!スペック・価格・魅力の全てを公開!
- BMW XM vs X6M徹底比較|価格・性能・高級感の違いとは?