BMW X1が『不人気』と言われる5つの理由!買って後悔しないためのポイント
BMW X1が「不人気」と言われる理由とは?
「BMW X1って、あまり人気がないのでは?」そんな声を耳にしたことはありませんか。確かにネット上では、“後悔した”という口コミも散見されます。しかし、実際にBMW X1を購入した人の中には、その走行性能やデザインに満足しているユーザーも多くいます。
では、なぜBMW X1が「不人気」と言われるのでしょうか。人気SUVが多数ある中で、BMW X1だけが選ばれにくい理由には、いくつかの明確な要因があります。
この記事では、購入後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、BMW X1のネガティブな側面とその真相を丁寧に解説します。
この記事で分かること
- BMW X1が「不人気」とされる具体的な理由
- 実際にオーナーが感じているメリットとデメリット
- 他の人気SUVとの比較ポイント
- 後悔しないための購入チェックポイント
- 購入を検討する際の注意点と対処法
BMW X1が不人気とされる5つの理由
デザインの好みが分かれる
BMW X1のデザインは、従来のBMWらしさを残しながらもクロスオーバーSUVとしての機能性を重視しています。そのため、スポーティさや高級感よりも実用性を優先していると感じる人が少なくありません。特に20代〜30代の若い層からは「見た目が地味」「躍動感に欠ける」といった意見も見受けられます。
内装の高級感が他モデルより劣るという声
BMW X1のインテリアはシンプルで機能的です。ただし、同価格帯のメルセデス・ベンツGLAやアウディQ3と比較すると、素材の質感やデザイン面で見劣りするとの声が上がっています。ユーザーからは「プラスチック感が強い」「プレミアム感に欠ける」という具体的な評価もあります。
維持費が高く感じられる点
BMW X1は輸入車であり、維持費が高くつくことがあります。年間の税金・保険料・整備費用を合計すると30万円を超えることもあります。さらに純正パーツの価格が高く、故障時の修理費用にも注意が必要です。
国産SUVとの価格競争力の差
トヨタのハリアーやスバルのフォレスターなど、国産SUVと比較すると、BMW X1は価格面で不利とされています。装備や性能が同等でも価格は50〜100万円ほど高いケースもあり、「コスパが悪い」と感じる購入検討者が多いのが現実です。
中古市場でのリセールバリューの低さ
BMW X1は、新車購入から3年後の残価率が約40〜50%と、国産SUVに比べてやや低めです。
リセールを重視するユーザーにとっては、資産価値が下がりやすい点がネックになります。
特に走行距離が多い車両や、年式が古くなると急激に価格が下がる傾向にあります。それでもBMW X1が選ばれる理由
コンパクトSUVとしての使いやすさ
BMW X1は全長4,500mm前後のボディサイズで、都市部の狭い道路や立体駐車場でも扱いやすいという利点があります。日常の買い物や通勤、週末のドライブなど幅広いシーンで活躍します。特に女性ユーザーやファミリー層からは「運転しやすい」「取り回しが楽」といった評価が多数寄せられています。
BMWならではの走行性能と安定感
X1はFRではなくFF(前輪駆動)を採用しており、重心が前にあることで安定した走りが可能です。2.0Lターボエンジン搭載モデルでは、力強い加速と滑らかな高速走行が魅力です。BMW独自のシャシー設計により、長時間のドライブでも疲れにくい点が高く評価されています。
最新の安全装備が充実
X1には、自動ブレーキ、車線逸脱警告、後方死角モニターなどの先進安全機能が搭載されています。2023年モデル以降では、アダプティブクルーズコントロールも標準装備されており、安全性能の面でも輸入SUVの中で高水準を維持しています。ファミリー層にも安心して選ばれている理由の一つです。
街乗り・長距離どちらにも対応できる汎用性
市街地での取り回しの良さと、長距離ドライブでの静粛性・安定性を兼ね備えている点も人気です。燃費はWLTCモードで約13〜15km/Lと、輸入車の中では優秀な部類に入ります。高速道路でのクルーズ性能に加え、街乗りでもストレスのない加速性能がユーザーに支持されています。
他のBMWモデルよりも手が届きやすい価格帯
BMW Xシリーズの中では、X1は最も価格が抑えられており、
新車価格は約500〜600万円と、他のモデルより100〜200万円ほど安価です。
これにより、初めてBMWを購入する人や、セカンドカーとして検討している人にとって現実的な選択肢となっています。特に認定中古車では300万円台からの購入も可能です。他SUVとの比較で見るBMW X1の立ち位置
トヨタ ハリアーとの違い
BMW X1とトヨタ ハリアーは、価格帯が近く比較されやすいSUVです。ハリアーは日本国内での人気が高く、静粛性と快適性に優れた街乗り向きの車です。一方、BMW X1は欧州車らしい走行性能が強みで、運転する楽しさを重視するユーザーに支持されています。内装の質感はハリアーに軍配が上がるという声もあります。
メルセデス・ベンツGLAとの比較
GLAはBMW X1の直接的なライバル車であり、デザイン性とブランド力で注目を集めています。GLAはコンパクトながらも高級感のあるインテリアが魅力です。一方で、X1のほうが荷室容量が広く、実用性に優れています。また、GLAは後部座席のスペースが狭いため、ファミリーユースではX1が有利と言えるでしょう。
アウディQ3との違いと評価
アウディQ3は、静粛性と滑らかな乗り心地に定評があります。デザイン・質感・操作性のバランスが良く、万人受けする車として人気です。BMW X1は、よりダイレクトなステアリングフィールやスポーティな加速が魅力で、ドライビング重視の人におすすめです。
国産SUVとの維持費・故障率の違い
BMW X1は輸入車であるため、点検や部品交換の費用が高くつく傾向があります。たとえば、オイル交換1回の費用は約2万円〜で、これは国産SUVの約1.5倍です。また、修理の際に部品の取り寄せに時間がかかるケースもあるため、スピード重視のユーザーには不向きかもしれません。
ライバル車と比較した際の購入層の傾向
BMW X1の購入層は、30〜50代の男性を中心に「運転することを楽しみたい」という志向が強い層が多く見られます。一方で、国産SUVやGLAは「家族で使いやすい」「燃費が良い」など実用性重視のユーザーに人気です。この違いは、購入後の満足度にも直結している傾向があります。
BMW X1購入前に知っておきたいポイント
新車・中古車での選び方の違い
BMW X1を購入する際、新車か中古車かで大きな差が生まれます。新車は最新モデルの安全装備や保証が魅力ですが、価格が高めです。一方で中古車は、初期費用を抑えながらもBMWの魅力を体感できる点がメリットです。認定中古車であれば、保証付きのため安心して乗ることができます。
グレードごとの違いとおすすめ
X1には「xDrive18d」「xDrive20i」「xDrive25e」など複数のグレードがあります。ディーゼルモデルは燃費重視、ガソリンモデルは加速性能に優れています。ハイブリッドモデルの25eは、環境性能と走行性能のバランスが取れており、街乗りが多いユーザーに特におすすめです。
ディーラーと認定中古車店の選び方
新車を検討する場合は正規ディーラーでの購入が一般的です。アフターサービスやキャンペーンの恩恵が大きいため、長く安心して乗りたい人に適しています。一方で認定中古車は、ディーラー直営のBMW Premium Selectionを選ぶことで、品質と保証が確保されます。価格面でもお得です。
試乗時にチェックすべきポイント
購入前の試乗では、ステアリングの重さや加速時の反応、シートのフィット感などを細かく確認しましょう。特にSUV初心者の場合、視界の広さや車幅感覚を重視することが重要です。試乗ルートが短い場合は、販売スタッフにお願いして高速道路や坂道を含めてもらうと判断材料になります。
契約前に確認すべきオプションと装備
BMW X1は、モデルやグレードによって標準装備に差があります。たとえば、パーキングアシストやナビゲーション、電動リアゲートなどはオプション扱いになる場合があります。契約前には、自分の使用スタイルに必要な機能が含まれているかを必ず確認しましょう。
BMW X1を買って後悔しないための工夫
購入目的に合ったグレードを選ぶ
BMW X1には複数のグレードがあり、それぞれ特徴が異なります。例えば「xDrive18d」は燃費性能が高く、通勤や街乗りに適しています。一方、「xDrive25e」はプラグインハイブリッドで、環境性能を重視する人向けです。購入目的に合わないグレードを選ぶと、乗り心地や機能に不満を感じることがあります。
維持費を抑えるための工夫
BMWは輸入車のため、維持費が高いというイメージがあります。しかし、ディーゼルモデルを選ぶことで燃料コストを抑えたり、認定中古車で保証がついた車両を選ぶことで故障リスクを下げたりと、工夫次第で負担は軽減可能です。オイル交換や定期点検は信頼できるショップを見つけることもポイントです。
保険・ローンの選び方で差が出る
BMW X1の車両保険料は年間で約10万〜15万円が相場です。車両価格が高めなため、任意保険の補償内容も慎重に選ぶ必要があります。また、ディーラー独自のローンでは金利が高いケースもあるため、銀行系のマイカーローンと比較してから契約しましょう。トータルコストを抑えるためにも重要な選択です。
アフターサービスの充実度を確認
BMWの正規ディーラーでは、3年間のメンテナンスパッケージが提供されることが一般的です。点検・オイル交換・ブレーキパッド交換などが無償で受けられるため、維持費の予測がしやすくなります。中古車購入時も、BMW Premium Selection対象車であれば同様のサービスが受けられるので、購入前に確認しましょう。
下取り・売却時のリセールを見据えた選択
購入時点で将来のリセールバリューを意識することも後悔を防ぐポイントです。人気カラー(白・黒・グレー)や高グレードのモデルはリセールが高い傾向にあります。オプション装備の有無も査定に影響するため、売却時に評価されやすい仕様を選ぶのが賢明です。
BMW X1に関するよくある質問(FAQ)
BMW X1は本当に不人気なの?
不人気という声が一部にあるのは事実ですが、全体的に見れば販売台数は安定しています。2023年の国内登録台数は約4,500台で、プレミアムSUV市場では健闘している数字です。不人気とされるのは、期待値と実際の印象とのギャップが原因であることが多いです。
BMW X1の燃費は悪いのか?
BMW X1の燃費性能は、グレードにより異なります。xDrive18d(ディーゼル)はWLTCモードで約16.3km/Lと優秀な部類に入ります。一方、ガソリンモデルは約12〜13km/Lとなっており、街乗り中心では燃費が落ちやすい傾向にあります。実際のユーザー評価でも「ディーゼルは意外と経済的」という声が多く見られます。
故障しやすいというのは本当?
BMW X1は輸入車のため、国産車に比べると修理頻度やコストが高い傾向はあります。特に5年以上経過した中古車では、電子系トラブルやセンサー異常が報告されることがあります。ただし、正規ディーラーでの定期点検やメンテナンスを行っていれば、大きなトラブルは未然に防げます。
BMW X1のおすすめグレードは?
用途によって異なりますが、xDrive18d(ディーゼル)とxDrive25e(PHEV)が特に人気です。18dは燃費重視、25eは環境性能と走行性能のバランスが取れています。また、Mスポーツパッケージを選ぶことで、内外装のスポーティさも向上します。街乗りと遠出の両立を目指す方におすすめです。
国産SUVと比べてどちらが得?
コストパフォーマンスで言えば、トヨタやスバルなどの国産SUVが優勢です。ただし、BMW X1はブランド力や走行性能、欧州車ならではの乗り心地を求める人には大きな満足を与えてくれます。価格以上の「所有する喜び」を感じたい方には、X1が向いているといえるでしょう。
ファミリーカーとして使える?
BMW X1は5人乗りで、荷室容量は通常時で505Lと比較的広く、ベビーカーや旅行用スーツケースも積みやすい設計です。リアシートの足元も広めで、子ども連れの移動にも適しています。また、安全装備も充実しており、家族での長距離ドライブにも安心です。
まとめ:BMW X1が「不人気」と言われる理由と向き合う
BMW X1が「不人気」と言われる理由には、デザインや内装の好み、維持費の高さなど、主観的な要素が多く含まれています。
しかし、視点を変えればそれらは「個性」であり、他のSUVにはない魅力でもあります。コンパクトで取り回しが良く、走行性能と実用性を兼ね備えたX1は、使い方や目的に合えば大きな満足を得られる車種です。
選ぶ際には、
- どんな使い方を想定しているのか
- グレードや装備が自分のニーズに合っているか
- 維持費やアフターサービスを含めたトータルコスト
などを冷静に見極めることが大切です。
他人の評価に流されず、自分の価値基準で納得して選ぶことが、BMW X1を「買ってよかった」と思える最大のポイントです。
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