2024年BMW X5 vs Mercedes GLE｜スペック・装備・燃費のすべてを比較！

2025年5月25日日曜日

BMW X5とMercedes GLE、2024年モデルの徹底比較へようこそ

2024年モデルの登場により、BMW X5とMercedes GLEのライバル対決が再び注目を集めています。どちらも高級SUV市場で高い評価を受けており、購入を検討している方にとっては選択に悩むところです。

「見た目の違いは？」「どっちの燃費が良いの？」「装備はどれくらい違う？」そんな疑問を持つ方も多いはず。実際にSNSや口コミサイトでも「どちらにするべきか迷っている」という声が多数寄せられています。

本記事では、それぞれの魅力や違いをデータと実際の声をもとに詳しく比較します。専門知識がなくても理解できるよう、スペックや価格、乗り心地まで丁寧に解説しています。

両車の特徴を知ったうえで、自分に合った1台を納得して選べるようになります。

この記事で分かること

BMW X5とMercedes GLEの2024年モデルの外観・内装の違い
走行性能・燃費・環境性能などのスペック比較
安全装備や運転支援機能の違い
価格や維持費、リセールバリューまでの総合比較
購入検討時によくある疑問とその答え

エクステリアデザインの違い｜BMW X5 vs Mercedes GLE

BMW X5の外観デザインの特徴とは？

BMW X5は2024年モデルでも堂々としたフロントグリルとシャープなLEDライトが目を引きます。近年のBMWらしい「パワフルさ」と「洗練さ」が融合しており、走っていても止まっていても存在感があります。

特に注目すべきは、スポーツ性を意識したルーフラインや立体的なリアデザインです。ホイールも標準で19インチ、オプションでは最大22インチまで対応しています。

Mercedes GLEの外観デザインの魅力

Mercedes GLEはラグジュアリーとエレガンスを重視したデザインです。なめらかなボディラインと滑らかな造形は、上質感を演出しつつ空力性能にも優れています。

フロントにはメルセデスらしいスターロゴを中心に配置したワイドグリルを採用。リアにはLEDテールランプが水平に配置され、視覚的な安定感も与えています。

街中・高速で目立つのはどっち？

走行中の存在感では、BMW X5のスポーティなフォルムが注目を集めやすいです。一方、Mercedes GLEは落ち着きあるフォーマルな印象が好まれます。

SNS上では「X5は若々しくアグレッシブ」「GLEは上品で気品ある」といった声が多く、ライフスタイルに応じた選択が重要です。

カラーラインナップやサイズ感を比較

BMW X5のボディカラーは全8色で、特に「ミネラルホワイト」や「ブルーストーン」が人気です。一方、GLEは全10色を展開し、「オブシディアンブラック」や「ハイテックシルバー」が定番となっています。

サイズはどちらも全長約5m・全幅2m前後ですが、GLEの方がやや全高が高く、SUVらしいシルエットを強調しています。

デザインに関する口コミ・評判

ユーザーレビューによると、BMW X5は「スポーティで威圧感がありかっこいい」という評価が多く見られます。対して、Mercedes GLEは「洗練されていて上品」といった声が目立ちます。

ただし、どちらも実車を見ると印象が変わるという声が多いため、ショールームでの確認が重要です。

インテリアと快適性の違いを徹底検証

BMW X5の内装・シート・素材のこだわり

BMW X5はプレミアム感と機能性を両立させたインテリアが魅力です。センターコンソールには12.3インチのカーブドディスプレイを採用し、操作性と視認性を両立しています。

シート素材にはヴァーネスカレザーを標準装備。オプションでメリノレザーも選べ、質感の高さが好評です。シートヒーター・ベンチレーション機能も充実しており、四季を問わず快適に過ごせます。

Mercedes GLEのインテリアの高級感と実用性

Mercedes GLEは「乗る人すべてがくつろげる空間」を目指した設計です。アンビエントライトは64色から選択可能で、室内空間の演出力に優れています。

ダッシュボードからドアまで連続したウッドパネルやメタル装飾が、高級感を引き立てます。操作系はMBUXと呼ばれる統合インフォテインメントシステムで、直感的な音声操作が可能です。

シートアレンジ・収納スペースの比較

BMW X5は5人乗りが基本で、最大1,870Lのラゲッジ容量を確保できます。シートは40:20:40の分割可倒式で、ゴルフバッグやベビーカーも楽に収納可能です。

Mercedes GLEは標準で7人乗り仕様が選べ、ファミリー層に人気です。3列目はやや狭めですが、2列目をスライドさせることで乗り降りもスムーズに行えます。

静音性・乗り心地の評価は？

BMW X5は遮音材の配置やエンジンマウントの工夫により、高速域でも室内が非常に静かです。アダプティブサスペンションも備え、路面に応じた乗り心地が得られます。

Mercedes GLEはエアマチックサスペンションを採用しており、段差の多い道でも揺れを最小限に抑えてくれます。特に後席の快適性に関しては、多くのユーザーが高評価を寄せています。

家族・子育て世代にはどちらが快適？

子育て層には、Mercedes GLEの3列目シートや充実した安全装備が安心材料になります。さらに、後部座席の独立エアコンやUSBポートの多さもポイントです。

一方でBMW X5は、後席のゆとりと荷室の広さから、日常使いの利便性が高く評価されています。

どちらもチャイルドシート対応ISOFIXを標準装備していますが、使い勝手に微差がありますので、試乗での確認がおすすめです。

エンジン性能と走行スペックの比較

BMW X5のエンジンラインナップと特徴

BMW X5の2024年モデルは、直列6気筒ガソリンエンジンとディーゼルエンジン、そしてプラグインハイブリッド（PHEV）の3タイプを展開しています。特にxDrive40iは340psを発揮し、滑らかな加速が魅力です。

PHEVモデルのxDrive50eはシステム合計出力489psを実現。EVモードでは最大110km走行可能で、環境性能とパワーを両立しています。

Mercedes GLEのパワートレインの実力

Mercedes GLEも2024年モデルで複数のパワートレインを用意。主力のGLE 300 d 4MATICは2.0Lディーゼルで、最大出力269psと高トルク（550Nm）を発揮します。

また、GLE 450 4MATICはマイルドハイブリッドを採用し、381psの出力に加えて短時間のブーストが可能なISGを搭載。発進時や追い越し時のレスポンスに定評があります。

加速性能・最高出力・トルクを比べる

0-100km/h加速では、BMW X5 xDrive50eが約4.8秒、Mercedes GLE 450が約5.6秒と、X5がややリードしています。最高出力でもX5のPHEVが優勢です。

トルクに関しては、GLE 300 dの550Nmが非常に優れており、ディーゼルの力強さが光ります。一方、X5のガソリンモデルも450Nm前後と高水準です。

駆動方式（AWDなど）の違いとは？

BMW X5は全車xDrive（AWD）を標準装備しており、滑りやすい路面や雪道での安定性に強みがあります。前後の駆動配分は自動で最適化され、走破性も高いです。

Mercedes GLEも4MATIC（AWD）を採用していますが、走行モードによって駆動配分を変更できる点が特徴です。悪路走行モード「オフロードプログラム」も搭載し、アウトドア志向にも対応しています。

スポーツ走行・悪路走破性の視点から

BMW X5はサスペンションの可変制御やステアリングの応答性が優れており、ワインディングや高速域での安定性が高いと評価されています。スポーティな運転を楽しみたい方には最適です。

Mercedes GLEはオフロード性能に注力しており、特にGLE 450は電子制御サスペンションにより悪路でも乗り心地を損ないません。

舗装路・未舗装路問わず快適に走れる点が大きな魅力です。

燃費と環境性能｜EV時代の選択肢としてどちらが優れているか

BMW X5の燃費性能と環境対応力

BMW X5のPHEVモデル「xDrive50e」は、WLTCモードでの燃費が約14.1km/Lと公表されており、同クラスのSUVとしては高い水準です。EV走行モードでは最大110kmの航続距離を持ち、通勤や買い物程度であれば電気だけで十分に対応できます。

また、最新の排出ガス基準「Euro 6d」にも適合しており、環境性能にも十分な配慮がなされています。都市部のエコカー減税対象地域でもメリットが期待できます。

Mercedes GLEの燃費性能とPHEV事情

Mercedes GLEの「350 de 4MATIC（ディーゼルPHEV）」は、ディーゼル×電動のハイブリッドというユニークな構成で、WLTC燃費は約17.6km/Lと非常に優れています。

EVモードの航続距離は約100km。家庭用200V充電にも対応しており、実用性と経済性を両立した選択肢として注目されています。

電動化モデル（PHEV・MHEV）のラインナップ比較

BMWはX5に加え、iXなど完全EVも展開していますが、X5自体にはPHEVモデル1種類のみが選択肢です。これに対し、MercedesはPHEVに加えてマイルドハイブリッド（MHEV）もラインナップされており、選択肢の幅広さが魅力です。

特にGLE 450のMHEVは、スターター兼発電機のISGによって燃費改善とスムーズな始動を実現しており、日常使いにおける快適性も評価されています。

実燃費に関するオーナーレビュー

BMW X5のオーナーからは「EVモードだけで日常の9割をカバーできる」「燃費が表示より良くなることも」との声が寄せられています。特に都市部ではEVモードの恩恵が大きく、維持費にも直結しています。

一方で、Mercedes GLEのPHEVユーザーは「高速走行ではディーゼルが効いて燃費が伸びる」「ロングドライブにも安心」と語っています。

ただし、充電インフラが不十分な地域ではPHEVの恩恵が限定的になる可能性もあります。

自動車税・エコカー減税の違い

BMW X5のPHEVモデルは、自動車税の減額やエコカー減税（最大75%）が受けられます。購入時の補助金も対象になるため、初期費用が軽減される点は大きな魅力です。

Mercedes GLEのPHEVモデルも同様に減税対象ですが、登録時期やモデルによっては補助の条件が変わるため、購入時は事前確認が必須です。トータルコストで比較することが重要です。

安全装備と運転支援機能を徹底比較

BMW X5の先進安全装備一覧

BMW X5は、アクティブセーフティとパッシブセーフティの両面で高度な技術を備えています。標準装備のドライビングアシスト・プロフェッショナルには、車線逸脱警告や前車接近警告、緊急ブレーキ機能などが含まれます。

さらに、自動パーキングや前後方のクロストラフィックアラートも搭載されており、市街地での取り回しも安心です。

Mercedes GLEの安全・自動運転レベルは？

Mercedes GLEは、安全性においても高い評価を受けています。特に「インテリジェントドライブ」は、部分的な自動運転（レベル2）を可能にするシステムで、ステアリングアシストやアクティブレーンキープ機能が含まれています。

ナビと連動した速度制御や渋滞時のアシスト機能もあり、高速道路でのストレスが大幅に軽減されます。

高速道路でのアシスト機能の違い

BMW X5は、高速道路での加減速やレーンチェンジを自動でサポートする「ハイウェイアシスト」を搭載。速度・車間距離・車線維持が一体となり、長距離移動が快適です。

一方、Mercedes GLEは「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」を中心に構成されており、滑らかな減速と先読み制御が特徴です。特に合流やカーブでの動作が自然で、安心感があります。

駐車支援・360度カメラの性能比較

BMW X5はパーキングアシスタント・プラスを標準装備し、360度ビューや自動駐車、バック走行の自動再現機能を搭載しています。狭い場所での出し入れに威力を発揮します。

Mercedes GLEも高精度な360度カメラを備えており、障害物検知やトレーラーアシストなども完備。特に大型ボディにおいて安心感が高いと評判です。

ファミリーユーザー目線での安心感

BMW X5とMercedes GLEはいずれも、チャイルドセーフティを考慮した設計になっています。後席にはISOFIXを完備し、エアバッグ配置やセーフティロックも充実しています。

とくにGLEは、後席シートベルト装着状況をディスプレイに表示する機能があり、家族連れには安心材料です。

どちらも高水準の安全性能を持ちますが、家族構成や使用シーンに応じた装備のチェックが重要です。

価格・維持費・リセールバリューの違い

BMW X5の価格帯とオプションの傾向

BMW X5の2024年モデルは、基本グレードで約1,100万円〜からのスタートとなります。プラグインハイブリッド（xDrive50e）は1,200万円台が中心で、エコ性能とパワーを両立したモデルです。

装備は充実していますが、オプション価格が高めなのが特徴です。パノラマガラスルーフや20インチホイール、マッサージシートなどを選ぶと、乗り出し価格は1,400万円を超えるケースもあります。

Mercedes GLEの価格構成と特徴

Mercedes GLEは、ディーゼルモデルのGLE 300 d 4MATICで約1,100万円〜となっています。ガソリンモデルのGLE 450やPHEVの350 deはそれぞれ1,200〜1,300万円台に設定されています。

オプションパッケージによる価格変動が大きく、「AMGライン」などを選ぶとプラス150万円以上になることも。装備にこだわると、最終的な価格はBMWと同等かそれ以上になる傾向があります。

維持費（保険・整備費・燃料代）の比較

BMW X5は燃料がハイオクで、年間の燃料費は約18万円前後（年間走行距離1万km想定）です。自動車保険料は車両保険込みで約15〜20万円が目安となります。

Mercedes GLEはディーゼル仕様なら燃料費を抑えやすく、年間燃料代は約14万円前後で済むケースもあります。整備費用は両車とも高めですが、3年間のメンテナンスパッケージを活用することで一定の抑制が可能です。

リセールバリューはどっちが高い？

リセールバリューでは、BMW X5のxDrive40iが比較的高値を維持しています。3年落ちで残価率約60〜65%を保つ例もあります。

一方で、Mercedes GLEも人気が高く、ディーゼルモデルは法人需要があるため値落ちしにくい傾向にあります。リセールを重視するなら、需要が集中するグレード・カラー（ホワイト・ブラック）を選ぶのがポイントです。

総所有コストで見たおすすめモデル

購入価格・燃費・保険・リセールなどを含めたトータルコストで見ると、BMW X5のxDrive40iまたはMercedes GLEの300 dがバランスに優れています。

PHEVモデルは補助金や減税があるものの、充電環境が整っていない場合は恩恵を受けにくい点に注意が必要です。

長期所有を前提にするなら、購入時の支払額だけでなく5年後の総額を見て比較することが大切です。

よくある質問（FAQ）

BMW X5とGLE、どちらが人気なの？

市場人気では、BMW X5がやや優勢です。2023年の国内輸入SUV販売台数ランキングでは、X5は上位にランクイン。一方でMercedes GLEも根強いファン層が多く、特に法人リースやファミリーユーザーに支持されています。

選ばれる理由として、X5は走行性能とデザイン性、GLEは快適性とブランドの信頼性が挙げられます。

通勤・街乗りメインならどちらが快適？

街乗り中心であれば、Mercedes GLEの方が乗り心地の柔らかさと静粛性で快適です。特にエアサスペンション搭載モデルは路面の凹凸をほとんど感じさせません。

BMW X5はステアリングの反応が良く、狭い道での取り回しに優れている点が強みです。日常使いでは、どちらも満足度が高いモデルですが、好みが分かれるポイントとなります。

PHEVモデルの選び方のポイントは？

PHEVを選ぶ際の最大のポイントは充電環境と走行パターンです。日常的にEVモードで走れる環境がある方には、維持費削減や静粛性で大きなメリットがあります。

BMW X5のPHEVは航続距離が長く、電気走行が実用的です。Mercedes GLEはディーゼルとの組み合わせにより、電気＋燃費の両立が魅力です。ただし、急速充電には非対応なので注意が必要です。

ファミリーカーとして最適なのはどっち？

ファミリー目線では、Mercedes GLEの7人乗り仕様が好評です。3列目シートを必要とする家庭には大きな利点があります。後席エアコンやUSBポートの多さも便利です。

BMW X5は荷室の広さとISOFIX装着のしやすさで高評価。小さな子どもがいる家庭には使いやすい設計になっています。実際の使用シーンを想定して比較することが重要です。

故障しにくいのはどちら？実際のトラブル例は？

信頼性に関しては、両車ともに欧州車として平均的な評価です。ただし、電子制御系の警告灯やセンサー類に関する報告が年に数件見られます。

BMWはオイル関連のメンテナンスを定期的に行うことで、トラブルを防ぎやすくなります。Mercedes GLEでは電装系に関する事例がありましたが、現在は改良が進んでいます。いずれも定期点検と正規ディーラーでの整備が安心です。

中古市場での評価・流通状況の違いは？

中古市場では、BMW X5の40iモデルとMercedes GLEの300 dが高い人気です。特に3年落ち・走行3万km以内の車両は需要が集中しており、在庫も豊富です。

ただし、PHEVモデルは状態によって価格差が大きくなるため、バッテリーの保証や劣化状況の確認が重要です。

購入検討時は、認定中古車の保証内容や整備履歴もあわせてチェックすることをおすすめします。

まとめ：2024年BMW X5 vs Mercedes GLE、どちらを選ぶべきか？

2024年モデルのBMW X5とMercedes GLEは、どちらも高級SUVとして非常に高い完成度を誇ります。それぞれに強みがあり、使用目的やライフスタイルによって選ぶポイントが変わってきます。

BMW X5は以下のような方におすすめです：

力強い走行性能とスポーティなデザインを重視したい
最新のPHEV技術を体感したい
高速道路での運転支援や走りの安定感を求めている

一方、Mercedes GLEが向いているのは：

乗り心地と静粛性を優先したい
家族での利用や3列シートを活かしたい
ディーゼル×電動の経済性を活用したい

どちらを選んでも、所有する満足度は非常に高い1台です。購入前には、必ず試乗して実際のフィーリングを確認することをおすすめします。

最終的な決め手は「あなたのライフスタイル」と「車に何を求めるか」です。